壱分の家
用途|住宅
場所|京丹後市久美浜町
竣工|2024.12
床面積|136㎡
築90年の住まいを、60代のご夫婦が「これからの40年を楽しむためのご褒美」としてリノベーションしました。
ご夫婦は果樹農家。土間からキッチンや外トイレへ土がついたまま出入りできたり、リビング横には経理スペース、小上がりの下には梱包材の収納スペースを設けるなど、仕事と暮らしが自然につながる動線に整えています。
初回のご相談では、「雨漏りや湿気による腐食、白アリの被害があり、大雪で倒壊しないか不安」とのこと。実際に伺うと、建物が傾いており、急いで小屋裏の応急処置と大量の藁の撤去からスタートしました。そこから耐震・断熱性能を高め、安心して快適に暮らせる住まいへと生まれ変わりました。
かつて薪で焚いていたお風呂はユニットバスに交換しましたが、「火のある暮らし」を大切にしたいという思いから薪ストーブを設置。土間から薪を運びやすいよう、リビングへの動線も工夫しています。
貫の間を活かした吹き抜けの畳リビングは、階段上のスライドガラスを開けることで高窓から風が抜け、エアコンに頼らずとも快適に。土壁や柱を活かした、少し無骨な仕上がりもこの家ならではの味わいです。
※最後の写真3枚はリノベーション前の様子です。
ご夫婦は果樹農家。土間からキッチンや外トイレへ土がついたまま出入りできたり、リビング横には経理スペース、小上がりの下には梱包材の収納スペースを設けるなど、仕事と暮らしが自然につながる動線に整えています。
初回のご相談では、「雨漏りや湿気による腐食、白アリの被害があり、大雪で倒壊しないか不安」とのこと。実際に伺うと、建物が傾いており、急いで小屋裏の応急処置と大量の藁の撤去からスタートしました。そこから耐震・断熱性能を高め、安心して快適に暮らせる住まいへと生まれ変わりました。
かつて薪で焚いていたお風呂はユニットバスに交換しましたが、「火のある暮らし」を大切にしたいという思いから薪ストーブを設置。土間から薪を運びやすいよう、リビングへの動線も工夫しています。
貫の間を活かした吹き抜けの畳リビングは、階段上のスライドガラスを開けることで高窓から風が抜け、エアコンに頼らずとも快適に。土壁や柱を活かした、少し無骨な仕上がりもこの家ならではの味わいです。
※最後の写真3枚はリノベーション前の様子です。